- パソコンの種類が多くて何を選べばいいのかわからない‥
- QGISで使えるパソコンはどれ?
- すぐにでもパソコンを買いたいけど、失敗したくない!
QGISを使用するのは、パソコンです。しかし、パソコンならどれでもいいわけではありません。パソコンによって、得意な作業が異なることも意識することが重要です。
QGISの作業に合ったパソコンを選ばないと、作業効率が下がったり、目的の作業をできない可能性もあります。
しかし、パソコンはたくさんあって、どれを選べばいいか分からなくなってなっている人は多いです。
結論、QGISを使うパソコンは使用するアプリケーションのシステム要件、扱うデータの重さを考えて購入しましょう。パソコンによって得意な作業が異なることも考慮することが重要です。
この記事では、QGISを使うおすすめのパソコンを紹介するとともに、失敗しないパソコンの選び方や活用方法を解説します。この記事を読めば、QGISを使用する最適なパソコンが分かるため、作業効率が飛躍的に上がるはずです。
QGISの作業は、どのパソコンでもできると思わないように注意してください。
厳選したパソコンのみを徹底比較しました。優れたCPUと十分なメモリを搭載したパソコンで作業するのが、理数系アプリケーションを使う仕事の常識です。
最新の一覧表です。下の項目よりこちらが最新になります。現在、各メーカーキャンペーン中で、通常よりお得に購入できます。
この時期は、人気モデルは売れすぎた製品は販売中止になり、価格調整に入るので、チェックしておトクだなと思ったら、早めに購入するのをおすすめします。
製品画像 | 作業別 | CPU / ベンチマーク | メモリ / ストレージ | 製品名/ メーカー | 価格 |
![]() | 軽い作業 / エントリークラス | AMD Ryzen™ 7 PRO 8700GE (28,180) | 16GB DDR5 / 512GB SSD | ThinkCentre M75q Tiny Gen 5 / Lenovo | ¥109,890 |
![]() | 軽い作業 / エントリークラス | AMD Ryzen™ 7 PRO 5750GE (21,736) | 16GB DDR4 / 512GB SSD | ThinkCentre M75q Tiny Gen 2 / Lenovo | ¥89,980 |
![]() | 重い作業 / ハイエンドクラス | Intel Core i7-14700 (39,800) | 16GB DDR5 / 1TB PCIe Gen4 NVMe | HP OmniDesk(インテル)エンハンスドモデル【C2】 / 日本HP | ¥119,800~ |
![]() | 一般的な作業 / ミドルレンジクラス | Intel Core Ultra 7 265K (34,000) | 32GB DDR5 / 1TB NVMe | DAIV FX-I7N10 / マウスコンピューター | ¥379,800~ |
![]() | 重い作業 / ハイエンドクラス | Intel Core i7-14700 (39,800) | 16GB DDR5 / 1TB SSD | Inspiron スモールデスクトップ/ DELL | ¥129,497 |
![]() | 一般的な作業 / ミドルレンジクラス | Intel Core Ultra 7 265K (34,000) | 32GB DDR5 / 1TB SSD | Dell New タワー Plus / Dell | ¥256,382 |
![]() | 重い作業 / ハイエンドクラス | Intel Core i7-14700 (39,800) | 16GB DDR5 / 1TB PCIe NVMe | HP Pavilion Desktop TP01 / 日本HP | ¥129,800~ |
![]() | 一般的な作業 / ミドルレンジクラス | Intel Core i7-14700 (39,800) | 16GB DDR5 / 1TB SSD | Dell Inspiron デスクトップ / Dell | ¥149,900 |
![]() | 重い作業 / ハイエンドクラス | Intel Core i9-14900 (46,500) | 16GB DDR5 / 1TB SSD | Dell Precision 3680 / Dell | ¥329,001 |
![]() | 重い作業 / ハイエンドクラス | Intel Core i7-14700 (42,193) | 16GB DDR5 / 512GB SSD | ThinkCentre Neo 50t Tower Gen 5 / Lenovo | ¥129,107 (50%OFF) |
![]() | 重い作業 / ハイエンドクラス | Intel Core i7-14700KF (40,000) | 32GB DDR5 / 2TB NVMe | DAIV FX-I7G7S / マウスコンピューター | ¥369,800~ |
![]() | 重い作業 / ハイエンドクラス | Intel Core i7-14700F (40,000) | 16GB DDR5 / 1TB PCIe NVMe | HP Pavilion Desktop TP01 パフォーマンスモデル / 日本HP | ¥159,800~ |
数あるパソコンの中からQGIS使用者が厳選!
QGISを使うパソコンおすすめ15選
数ある中から厳選したおすすめのパソコンを比較表で紹介します。パソコン購入を考えている人は、どこもおすすめできるパソコンですが、それぞれの特徴をまとめました。
パソコンによって特徴は異なります。基本的にはどのパソコンでも作業でき、安心してデータの作成を実現します。
QGISの作業に合ったパソコンを選ぶことで作業効率が上がります。選び方で作業効率を上げれる簡単な方法です。
QGISの作業が軽い場合のパソコン
ThinkCentre M75q Tiny Gen 5

ThinkCentre M75q Tiny Gen2/Lenovo

HP OmniDesk(インテル)エンハンスドモデル【C2】


HP Pavilion Desktop TP01 /ヒューレットパッカード
ミニタワーデスクトップパソコンのスタンダードモデルです。
カスタマイズでインテル® Core™ i5-11400 プロセッサーをセレクトすると、QGISの軽い作業もでき、コスパの良いモデルになります。
マルチモニター(別売り)を利用可能。QGISの作業は、デュアルディスプレイの環境の方が、効率が断然よいです。
ワイヤレスキーボード & マウス付で¥61,180(税込)
コスパが良いスタンダードモデルはこちら
です。

Inspiron コンパクトデスクトップ 【即納】プレミアム(SSD+HDD搭載)/DELL
Windows11搭載。コンパクトなデスクトップパソコン。
新しいWi-Fi 6を装備。帯域幅が広がりで、高速性と安定した通信速度を実現。
カスタマイズで最新の第12世代 インテル® Core™ i5-12400 プロセッサーをセレクト。

DAIV FX-I7N10/マウスコンピューター
でおなじみのマウスコンピューター。


FRBSH610/B /FRONTIER
BTOパソコンの先駆け、FRONTIER。
QGISの作業は、現在軽い作業であるが、重いデータを扱う可能性もあるかもしれない方におすすめです。
FRONTIERには、“アップグレードサービス”があります。パソコンのスペックを上げたい時に、サービスを利用してスペックを上げることができます。
“アップグレードサービス”がポイント \94,800円(税込)
“アップグレードサービス”がポイントのFTONTIERはこちらです。

QGISの作業が重い場合のパソコン
IdeaCentre 570i/Lenovo
- 第12世代インテル® プロセッサー搭載
- Wi-Fi6対応のワイヤレスLAN
- リビングにもおけるスタイリッシュなデザイン

ThinkCentre Neo 50s Small Gen 3/Lenovo
インテル® Core™ i7-12700 プロセッサーでベンチマーク約31,000台。
内臓グラフィックスがUHD Graphics 770で、映像で表現されるゲームも楽しむことができます。
好みでメモリを32GB以上のカスタマイ可能。より大きなデータを作業できます。
ハイパワーな機種が41%OFF!¥122,980(税込み・送料無料)(メモリ16GBの場合)
お得なキャンペーン価格こちらです。

HP Pavilion Desktop TP01 アドバンスモデル/ヒューレットパッカード
法人向けサイトの製品ですが、個人でも購入できる製品のパフォーマンスモデルです。
【東京生産モデル】2,000台の台数限定です。
コスパの良いプロセッサーAMDのAMD Ryzen 7 5700G 搭載。
カスタマイズを以下↓にすると、スペックがよくコスパのよいモデルになります。
- OS:Windows 11 Pro (日本語版)
- CPU:AMD(R) Ryzen(TM) 7 PRO 5750G(8C/3.8GHz/16M)
- メモリ:32GB (16GBx2) DDR4-3200 DIMM
(カズタマイズ画面でメモリを32GBを搭載するには、OSをWindows11 Proに
する必要があることになっています。) - ストレージ:500GB HDD (3.5in SATA3 7200rpm)
マルチモニター(別売り)を利用可能。
QGISでの重い作業のチェックは、マップビューを表示させながら、別画面で属性のチェックをする必要が出てきますので、デュアルディスプレイの環境設定をおすすめします。
コスパがよいパフォーマンスモデル¥102,080(税込み)
コスパがよいパフォーマンスモデルこちら
です。

XPS デスクトップ 【即納】プラチナ(大容量メモリー&SSD・RTX3070 LHR搭載)/DELL
DDR5メモリーは、DDR4メモリーに比べ最大50%の高速なクロック スピードを出すことが可能です。
大きなデータの3D画像の確認や、Google Earth Pro を使って現地のストリートビューを確認しながら、作業をスムーズに動かせられるスペックです。
今なら25%オフクーポン 247,486円
25%オフクーポンがうれしいプラチナモデルのXPSはこちらです。

G-Tune HM-B (プレミアムモデル)/mouse
でおなじみのマウスコンピューター。
インテル® Core™ i7-12700F プロセッサー、グラフィックスカードがGeForce RTX™ 3060が内臓されています。
QGISの作業で、画像関係の作業を中心にされる場合に適しています。
QGISでは、マップビューを3Dで表現する機能があります。
マップビューにGoogle Earth Proを表示させて、高さ関係を確認する機能もあり、そういいた画像処理をする場合は、グラフィックカードの処理スピードがあった方が、なめらかに表示できます。
画像処理を伴うQGISの作業を伴う場合には、高処理ができるグラフィックカード搭載のパソコンが合っています。
プライベートでは、ゲームも楽しめる、オンとオフの両方に活躍できる機種です。

QGISの作業別でパソコンのスペックを考える理由
QGISのシステム要件
QGISのサイトでは、システム要件が公開されていません。QGISのテスト版はありますが、注意書きに“バグの可能性あり”とあります。システム要件の公開がなく、パソコンの必要なスペックの情報を得られません。
PCのOSは、Windows、macOS、Linux、BSDがあり、モバイル、タブレット版のアプリケーションがあります。
全てのシステムに対応できると仮に解釈したとして、次の手掛かりは、データの重さです。
QGISは、バージョンによってダウンロードデータの大きさが違います。
パソコンのCドライブに、ダウンロードデータを展開するメモリがなければ、利用することができません。
ダウンロードデータの重さが記載されている一覧は、こちら↓です。
QGISの作業別のパソコンスペック
QGISでの作業は、大きく分けて、データの作成とデータの一括変換です。
データの作成は、一つ一つの作業が軽いのでメモリやCPUのスペックはそれほど必要ありません。一方、データの一括変換はメモリが必要です。
データの一括変換は、QGISのバージョンによって精度や変換できる量が変わります。
バージョンによって作業量やスペックが変わるので、大きなデータを扱う場合は、新しいQGISのバージョンが作業効率を上げられます。一括変換はCPUのスペックによって処理速度が変わります。パソコンの必要スペックは以下のように考えることになります。
軽い作業
使うQGISのバージョンはダウンロードデータが軽いものを選んで対応できる。
軽い作業とは、ポリラインを書く、ポリゴンを作成といったもの。
重い作業とは、扱うデータの大きさが重い、例えば、標高データなど。レイヤーの結合やポリラインの向きの一括変換などが作業の重い変換です。
作業別にパソコンを2つに分類
軽い作業、重い作業では、パソコンの必要スペックが変わるので2つに分けて、おすすめを表示しています。
スペックごとに分けた後、更にコスパのよいスペックのものをセレクトしています。
そのため、無駄のない“カズタマイズ”モデルになっています。
カスタマイズモデルとは、使う人の使い方に合わせて、システムや機能などを設定するモデルです。
2024年流通しているCPUの種類
i5、i7の第13世代が値下がり始め、お得な価格になっています。
理由は、次の世代、14世代が発売され始めたからです。
そして、次は、AIパソコンの登場しています。
AIパソコンは、ノートパソコンを中心に展開されそうですが、今が、13世代のパソコンをお得に入れる最後のチャンスです。
2023年は、パソコンの売れ行きが悪く、各モデルの生産数が抑えられています。
そのため、売り切れたら、次のモデルまで待たなくてはなりません。
しかも、ブランド整理をしていそうな大手メーカーもあります。
(メーカーの全サイトを見ると、わかります。)
つまり、今のモデルが売り切れたら、なくなってしまうものもあり、実際、販売終了のものが多くでています。
そして、ノートパソコンでは、CPUは良いけど、使い勝手まわりを、グレードダウンしているものもあります。
(展示会に行くと、実感しますし、他のライターも同じ発言があります。)
そういう流れでいけば、13世代の製品を購入しておいたほうが、コスパがよのではないかと推測します。
AMD Ryzenは、安定的にコスパがよいです。Ryzen™ 5=インテル® Core™ i5、Ryzen™ 7=インテル® Core™ i7、というような能力と判断されることが多いです。
別表の各パソコンの価格表を見ても、AMD Ryzen使用のパソコンの方がお得になっていることがわかります。
あおるわけではありませんが、パソコンは、秋冬と春夏の2回に分けて、新製品が発売されます。
昨年は、秋冬のモデルの最終発売が12月中旬でした。
つまり、次のモデルは春夏に発売されます。
この2つのモデルが在庫にある時が、前モデルがセールになる時です。
2月中旬以降は、カスタマイズは1ケ月以上、納品にかかります。
新生活が始まる3月に注文数が多くなります。
今のこの時期がお得で、しかも買いやすい時期です。
軽い作業と重い作業の具体的必要スペック
作業別のパソコンのスペックは、以下と考えられます。
- 町単位の軽い作業‥メモリ8GB以上、CPUは、ベンチマーク8000以上。
- 中核都市以上の重い作業‥メモリ16~32GB以上、ベンチマーク20000以上が理想。
パスマークはこちらのPASS MARK SOFTWAREのサイトで調べることができます。
2つのパソコンの差には大きく、開きがあります。
軽い作業であれば、同時に立ち上げる他のアプリケーションも軽いものと考えられます。
一方、重い作業での場合、同時に立ち上げる他のアプリケーションも重くなります。
つまり、作業量は全てにおいて掛け算になりますので作業が求めるスペックに違いが生まれます。
QGISでの軽い作業用のパソコンのスペック
CPUはAMD Ryzen™ 5かインテル® Core™ i5のベンチマーク13000以上のものをセレクト、メモリは8GBでカスタママイズした時の価格になっています。
セール対象品もあり、価格が変更になることもあります。
QGISでの重い作業用のパソコンのスペック
CPUはAMD Ryzen™ 7かインテル® Core™ i7のベンチマーク20000以上のものをセレクト、メモリは16~32GBでカスタママイズした時の価格になっています。
メモリ32GBを搭載する場合に、OSをWindows11Pro にする必要がある場合がありますので、購入される時は気をつけてくださいね。
まとめ:QGISの作業には必要なスペックがある
QGISの作業には、必要なパソコンのスペックがないとバグが多かったり、バージョンを下げざるをえなかったりと、作業効率に直結します。
今回、私が仕事上で経験したから、2つのタイプにスペックを分けました。
一番使い勝手がよいのは、作業の目的に合わせたパソコンを購入することが、最もコスパがよいです。
一つ注意点は、スペックが高いパソコンを購入するのに、パソコンメーカーのハイスペックな製品が並ぶいわゆる“パフォーマンスモデル”から、なんとなく選択してしまうと、使わないようなメモリやストレージが搭載されていたり、必要以上のCPUやGPUの構成で、高額なパソコンになりがちなので、気をつけてください。
ご自身の使う目的に合わせたパソコンのスペックの具体的な見方は、こちら↓の記事でかいていますので、参考になさってみてください。
